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独断と偏見のCuba & Puerto Rico分類

サルサもいろいろあって面白い。便宜上とりあえずキューバ系とプエルトリコ系に大きく分けてみる。
異論もあると思うが、個人的には傾向としてリズムのキューバ系、メロディのプエルトリコ系と言う気がする。
もっと掘り下げれば、美しいメロディのキューバ音楽も複雑なグルーブのプエルトリコもあるのだが、全体の傾向としては前述の通りだと思うのだ。もう、めんどくさいから、あとはキューバ系はCuba、プエルトリコ系はPRと略す。

例えば歌詞、Cuba系だと「週末だ!踊れ踊れ〜!両手上に。そして腰〜。」みたいな感じ。もしくは2重の意味を持たせた女の子をたたえる歌。プリップリのエビを捕りにに行こう!とか。エビ=女の子とかココナッツ=バストとか。あはは、バカだね〜(笑)。
ところがPR系だと「こんなに胸が苦しいなら君に出会わなければ良かった〜。」とか「別れてしまった二人の出来事は昨日の新聞のようだ」みたいな、せつない系。暗いだけでなく屈折していると言うのが僕の見方。
独断だが音楽の成立や流行している時代の需要に関係していると思う。
Cubaものが明るいのは生活が大変だと背景がある。サルサではないが、ちょっと前のハイチはもっと段違いに苦しい生活の中で、バカ明るい曲のオンパレードだった。楽しい事が日々の生活を乗り切るために必要なのだ。最近は結構余裕が出てきたのか以前よりは明るい曲ばかりでなくなってきていると思う。

PRものはアメリカ社会の中でヒスパニックと言う抑圧された状況で生活して行かなければならない。全員が貧しくみんなで頑張ろうというCubaに比べてお金持ち(中流の人も)を横目で見ながらトイレ掃除やホテルのメイドで生活費を稼ぐと言った人たちが対象。屈折するのも無理は無い。うわ〜ほんとに独断と偏見だなぁ。
ただ、雰囲気としてはそう間違っていないはずだ。横田基地のサルサナイトに行った時には”米軍”なのにドミニカ人が兵士といるのだ。PRはアメリカなのでいても良いのだが。これではやはりカリブ海はアメリカの裏庭と言うのも、うなずける。友人から聞いた話では軍の中で「アメリカ人のくせになぜそんなに英語が下手なのだ?!」といじめられる事も多いと言っていた。

そういう目(色眼鏡とも言う)で聞いてみたり踊ってみたりするのも結構面白い。

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by lavida | 2011-12-11 20:56 | TIPS