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身につける事の優先度について(1)

ひとつのクラスでは、レベル分けしたクラスでも人によって身に付いている事の差がある。正確に言うと得意不得意がある。
オールレベルのクラスではなおさらだが、実は本質は同じだ。
例えば、便宜的に今、
カテゴリ1としてある人はリズムが取れていない、ある人はテンションが「スカスカ」もしくは「ガチガチ」、ある人は基礎的なステップが身に付いていない、
カテゴリ2としてある人はムーブメントが出来ていない、体重移動ができていない、リードが弱い,強い、スタイリングとして腕の伸ばし方や手の向きができていない
として、それぞれにレベルがある事を無視する。(例えばリズムが取れていないと言う事にもレベルがあるし、ムーブメントにもレベルがある。)
で、身につけるには優先度がある。
基礎的なステップが身に付いていない(カテゴリ1)のにスタイリングを一生懸命練習しても決して踊れるようにはならない。
そして、どこのクラスで習ったのかわからないが(もしくは自己流?)、意外とそういう人が多い。踊れない人から見ると「わぁすごい!きれい!!」みたいな感じに見えるのかも知れないが、組んで踊るにはキビシい。ペアでないサルサ(パフォーマンス?)を習ってる人に多いのか?いやいやパフォばかりでペアをやってない人でもきちんとしたクラスでやってる人(女性)は初めてでもある程度ペアは気持ち良く踊れる。基礎的なステップやリズムが取れているからだ。テンションや手の持ち替えなどペアワークだけキビシいが、それはリードする側(男性)のスキルである程度なんとかなる。
たまに、結構習った事があると言う生徒さんでもリズムや基礎的なグロスボディリードなんかが全く出来ない人がいるのだが、是非先生を選んで欲しい。
これから習う人に先生やクラスを選択するのはキビシいが、基礎を重視している先生は信用が出来ると思う。
レッスンでの基礎の割合はあまり当てにならないので、生徒さん全般のリズムが取れているか、ステップが踏めているかを見ると良い。スタイリングばかりで足が止まっていたり音楽に合っていないと思ったら要注意だ。振付けのようなその場のルーティーンは出来てもペアで本当に楽しく踊れない。
手前味噌だがうちのクラスが駆け込み寺といわれるのはそういう人たちを大勢助けてきたから?だと思う。

by lavida | 2014-06-29 07:00 | TIPS