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クラバーとは

ググると「クラブイベントの常連。」や「クラブフアン。」といった記述がある。そのままじゃん。僕の定義はこうだ。ちなみに僕の知ってるクラバーは80年台後半から90年台のいわゆるクラブ文化が花開いた頃のイメージ。西麻布にレッドシューズができ、イエローがオープンし、僕の行きつけのVALS BARではユーミンがツアーの打ち上げをやったりしていた頃。
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「常連でなくてもイベントでなくても、自分のお気に入りで居心地の良いクラブを(できれば複数)知っており、イベントだろうがハウスDJだろうが、その場所で楽しむことができる。楽しむというのは音楽やダンスが自分の好みに合うテイストだったり、新たな発見があったりということだ。また、その行きつけのクラブでは何人かの気の置けない友人や知り合いと会うことができ、飲みながら音楽に関係ある話もない話も、低俗な話も高尚な話も情報交換も含めいろんな会話を楽しむことができる。会話の中から新しい分析の視点やアイデアが生まれたり、そのアイデアを実現していく過程で文化が育っていく。アイデアというのは新しいビジネスモデルやイベントの企画でも、自分がハマっている趣味(もちろんダンスでも良い)に関するものでも良い。つまりクラバーというのはいわゆるレベルの高い遊び人。」

といったら主観が入りすぎだろうか。(笑)
ただしクラブという以上ダンスが絡んでいるので、会話も楽しむがもちろんダンスも重要だ。特にキューバンの場合、リード/フォローのコミュニケーションで楽しむことができる。技を綺麗に見せるというよりも男性が仕掛けて、女性は動かしてもらうという、やりとりの比率が高い。このコミュニケーションによる多幸感はちょっと他にない。難しい技の達成感などどっかへ行ってしまうレベルだ。

こうして思いのまま書いてみると、決して習い事の延長ではなく、(自分もクラス持ってるし(笑))レッスンを否定しないがそれはあくまで手段。クラバーはエントランスの1ドリンク(しかもノンアルコール)だけで延々練習したりしない。ガンガン飲んでガンガン踊って楽しむために来るのだ。
以前書いた「純粋に音楽を楽しんで踊るクラバー」という意味はここだ。複雑な手順の復習(練習)目的で相手を練習台にしたり、覚えたすごいワザ(笑)をひけらかすのではない。つまり手順の達成感ではなく音楽を楽しんで踊る。複雑なワザがいけないというのではない。複雑なワザでも相手を練習台にせず、自分が楽しみ、相手を楽しませるためであれば何の問題もない。僕がよく踊ってる時に「難しい顔しないで。笑って!^^」というのはそれが最も重要だと思ってるからだ。

そうそう、今日のTIMBA CLUB,明日のEL CAFEイベントともクラバーが集って遊ぼうという趣旨のイベントだ。このような考えに賛同いただけるクラバーの方、ぜひ遊びに来て欲しい。
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