正しいレッスンの受け方

ペアのレッスンでインストラクターを見るという事について書いてみたい。

昨日のレッスンでは指摘しなかったんだけど、ペアのときに先生を見ながら踊る生徒さんがいる。これが踊れない生徒さんに結構多い。
また、お手本というか手順の説明のときに見ていてない生徒さんもいて、実は前述と同じ人だったりする。
つまり、見ておくべきときに見ていないで、見てはいけない時に見ているという事だ。
たとえば、書道(ペン習字)でも良いが、手順をおさらいしてみよう。
簡単に言うと、
(1)見やすい位置にお手本を置く。普通は左だね。
(2)最初にお手本を眺め書き順の通りに入りとかはらいとか止めとかをチェック。
(3)自分の紙を見て書き出し位置が違ってないかチェックしてスタート。
(4)自分の筆がいいかんじで進んでいるかチェック。筆が紙と接している間はもうお手本は見ない。コンマ何秒かのチラ見はオッケーw

これを置き換えてみると...
(1)イントラが見やすい位置に移動
(2)イントラがやっている手順をチェック。主にタイミング毎に足のステップ、手の通り道をチェック。こう書くと難しそうだけど、最初の右左右〜で手が上で回り込んで〜とか普段やってる感じでいいです。ここでは順番の話をしています。
(3)自分の相手を見てスタート。
(4)自分と相手がいい感じで進んでいるかチェック。ここではもうイントラは見ない。コンマ何秒かのチラ見はオッケーw

書道でもサルサでも、できれば(2)の時に頭の中でシミュレーションできるといいね。
実際にやってみてはダメ。見れなくなるから。

で、ダメな場合は上記ができていない。めんどくさいから上段書道で下段サルサね。
(書1)お手本の位置は気にしない。
(サ1)先生を見ているがなんとなく。もしくは見ていない。というかおしゃべりしたり...
(書2)何となく字を見て理解。(字の形ではなく意味を理解した自分の解釈)
(サ2)何となくわかったような。もしくはやった事ある技は自分の理解で。
(書3)お手本を見ながら書き始める。
(サ3)先生を見ながらペアを始める。相手を見ていない。
(書4)お手本を見たまま書き進めて、紙を見ていないから、はみ出したり大きすぎたり小さすぎたり。
(サ4)そのまま先生を見続けているから相手との距離感や位置関係がめちゃくちゃに。手が関節技になったり、足がぶつかったり。そもそも動きながらだから先生とのスピードも合わずにコピーは出来ない。

とまぁ、これは極端な例だが、出来ている人にも改善の余地はある。
上記の(1)(2)は本当に出来ているだろうか?
(1)であれば自分が相手と組んだその場所でみていないか?見えやすい位置であれば良いが、そうでなければ移動すべき。
(2)では手順のチェックの際におすすめなのは
男性なら:組んだつもりで手を空中に動かす等の素振り系シミュレーション。
女性なら:相手からどういうリードが来るか?押されるのか引っ張られるのかのシミュレーション。例えば足を下げるのではなく押されるから足を下げるという想像力。
クロスボディリードのバックステップは真後ろか斜めか、その時の男性との位置はサイドで同じ位置か向かい合っているか?などの位置関係把握。

そうそう、イントラを見ながら踊ってはいけないと言ったが、そうでなくてもペアの相手を見ていないと重心や動かす方向がぶれる。もちろんイントラを見ていれば重心が傾きそっちに動いて行く。また斜め上空中を見ている初心者も多い。
高速で事故車を見てると自然にハンドルがそっちに切られるように、人間は目線の方向に動いてしまう。基本的には相手の額/あご/のど/ネクタイなど中心線のどこかを見ているのがベスト。応用はいろいろあるが。
ちなみに足下と天井はNG。三半規管の構造上目が回る。バラエティ番組で出川哲朗などが良くやる「ぐるぐるバット」をやっているのと同じだ。
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by lavida | 2011-10-23 09:11 | TIPS